林裕司さんのハンドルもの

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静かで、あかりによる影の形も美しい
オブジェのような花器、カップたち。

林裕司さんの生み出す陶器は
物静かな建造物のよう。
大分は隠れキリシタンの地でもあったらしく
ご自宅の向かいには外国人墓地があるそうで、
きっとそんな影響もあるのでしょうか、
どこか神聖な香りがただよっています。

奥様が2日めに来て下さり
いろいろ話を伺いました。

林さんは
音楽を聞きながら作られるそうで、
たとえば、ねじねじのハンドルの水差しは
名前が「エヴァンス」。
これはビル・エヴァンスのアルバム“You must believe in spring”
“アンダーカレント”などを聴きながら
作陶してたとのこと。
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また今回のメイン写真にもなっている
テントのようなとんがり▲の花器は「スツーパ」。
これは供養のための塔をイメージしているとのことです。
卒塔婆と関係があるそうです。

ハンドルをつけるのがお好きだという林さん。
腰に手をあてたようなハンドル、
埴輪の手のように挨拶しているようなハンドル、
ねじねじのハンドル、
エンゼルの羽のハンドル
など、趣を凝らしたハンドルものがたくさんあります。

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mikiちゃんもお気に入りのこの2つの組み合わせ。
セサミストリートのアーニーとバードのよう。。。

また、震災以降に作られた「結シリーズ」。
かわいい手をつないいでいるマークが。
心を痛めた林さんが、自分にできること
メッセージを込めて作ってくださっているシリーズです。
(よく見ると、林マークに!)
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私はこの何気ない大皿に惹かれています。
ぽってり厚めですが、媚びた感じがなくとても使いやすそうなお皿。
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クールで緊張感のあるいぶしのものとは対照的に
白いアイテムは南仏の器のような厚みがあって
手に取ってみるとなんだか安心感が。

林さんの器は“影”も似合う。
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