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2016-03-28

【タイトル変更】フランス60s ヴィンテージ キーホルダーと紙もの展

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内容は同じですが、展示してみたら紙もののビュバーやポスターが
空間を埋め、さらにメインのキーホルダーは小さいため
自分的に納得いかなかったので急きょ作り直しました。
こういうところはマメ。。。

さて、今回は次の展示まで少し日数があることだし
自分のコレクションの展示をしてみようと思った
ちょっとしたお祭り企画です。

覚えている人も多いと思いますが
15年位前、フレンチパブ(french Pub)が流行しました。
正直、どこもしかしこも、カワイイもの好きの誰もが食いつき
ブルボンに至ってはコレクターが買うのが困難になるほど値段も高騰しましたが
結局は急激な流行にありがちな
間も無く飽きられてそのまま沈静化、、というパターン。
私自身もなんだかもうイイや、と熱もすっかり冷めて
たまにひっぱり出してやっぱりいいなあと思いながらも
もう消化仕切っていたので眺めてみるだけのものになっていました。
去年、何気なく「若者」に見せたら、なんだこれ!カワイイ!と
食いついてきたのです。
そうか。
2000年の時点でまだ10歳だったり中学生だったりした彼らにとっては
見たこともない新鮮なもの。
そこで今回改めて紹介してみようかなと思った次第です。

60年代にフランスで流行したこのキーホルダーは、
企業がノベルティとして配っていたもの。
どの企業も趣向を凝らして競うように作ったのでしょう、
流行したようです。その証拠にかなりの数のブルボンキーホルダーが存在します。
有名なイラストレーターを起用したものもあり、
のちに世界のコレクターアイテムとなりました。

私が初めてこのキーホルダーと出会ったのは2000年に行った
パリのクリニャンクールの蚤の市で。
後でいろいろわかることになるのですが
店主はチャッピーさんという女性で世界でも屈指のコレクターでした。
そこには日本人の男性もいて、神戸でお店を経営しているとのこと。
連絡先も教えてくださいました。

初めてみる「カワイイ世界」に興奮し
そのお値段に白目むきそうになり、
まだ旅行初日だったこともあり、買えるギリギリの金額のものを
3個(最初のDMのメイン写真のもの)買い求めました。

そして、インターネットが普及し、ネット上で買い物できるようになったこともあって
これがブルボンキーホルダーと呼ばれるアイテムということがわかりました。

ところで、このキーホルダーの特徴は、
リングの部分が特殊な形をしており、その製造元が「ブルボン社」で
(日本では)ブルボンキーホルダーと呼ばれるようになりました。
また、透明感のあるアクリル素材にモチーフを閉じ込めて作られているのも特徴のひとつ。
安価なプラスチックや黄味のあるアクリルに絵柄がプリントされた紙がはいったものや、
食玩のようにモチーフがかたどられたものもありますが
これらはリング部分がよく見かけるタイプのものが多く、ブルボンとは異なります。
あくまで四角い形をした↓のようなものがブルボンキーホルダー。
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がっちり堅牢な印象です。
男性ファンを惹きつけてやまない理由もそこにあるのかも。

つづく。

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