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2016-05-04

塩川いづみ個展

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展示も終盤に入りました。

この展示は本来、作品集の刊行記念として
作品集に収録されている「飼い主」と「ペット」の原画を
展示したもの。
東京、名古屋、大阪ではご覧いただけましたが
仙台と徳島は、作品集に未収録のアートワークを中心とした
展示となっています。
何点か飼い主とペット、もしくはどちらかの作品もあり、
主催のON READINGさんよりペアにこだわらずに展示して構わないと了承を得て
なんとなくここにいそうだな、
この仲間に居たら幸せそうだな、と思うところに配置してみました。

そう、1点だけ離して飾りたいとおもったのですが
どうしても犬は1匹にはできなかった。
私も実家で犬を飼っていたことがあるせいか
寂しそうな、悲しそうな顔に見えてしまう。
猫はぽつんと1匹でも大丈夫そうなコもいるのに。
野良猫はいるけど、野良犬は今は日本ではあまりみかけないし
そもそもいてはならないものなので
やっぱり飼い主がいてこその動物ですからね。

ペット、というと心残りなことが。
数年前に他界しましたが、実家でもも(雑種♀)と
メル(ゴールデン♀)を飼っていました。
当時私はもう仙台に住んでいたので同居はしていませんが
モモを飼い始めたときは嬉しくて毎週帰っていました。

ゴールデンのメルは温厚で人が大好きでした。
弟が東京で飼って、成長と同時に手に負えなくなり
実家に来たのですが
食べることよりも人と遊びたい、一緒に居たい、
家族がそばにいるとフードをあげても、
ハカハカいいながら目を輝かせ
「遊んで♩」って顔をして全く食べない。
そしていつも家の中(祖父母がいつもいる居間)に
行きたくてしょうがないようで
スキを狙って逃げだし、居間に座って動かなくなっていました。

何も特別な要求をしているわけでもなく
ただみんなと一緒にそこに居たいだけ、だったろうに
そんな些細な願いを叶えてあげられなかったことは
本当にかわいそうだったと思っています。

お寺ということもあり来客も多いことから、
家の中を走り回らせることはできません。
また、田舎では犬は外で飼うものという認識もあり
初めは普通の小屋で飼っていましたが
大きくなるにつれ狭くなってしまったことと、
ゴールデンは番犬ではないことから
外に通ずる別室を作ってあげました。が、
やっぱりどこか安心していなかったような気がします。
広い部屋なんかではなく、
とにかく人と一緒に居たかったのでしょう。

年に数回しか帰ってこない弟のいうことだけは聞いたから
どんなに長い時間離れていてもご主人だったんでしょうね。
ほんとに健気。。

もう1匹は雑種でのびのびとマイペースに暮らしていましたが
賢いゴールデンはある意味面倒なほどとても繊細で
エサとかで釣れないしごまかしが効きませんでした。
そういう性格も理解せずに
また人間の生活を(特に大型犬)犬を飼うことに合わせられないのであれば
安易に飼うべきではないなあとしみじみ思いました。
大きくて年老いた家族では、雪道の散歩も大変だったし。
ももは嫉妬からなのか、メルを威嚇してしまうので
2匹は離して飼っていて家族も犬に気を遣いながら生活していたので
大変であったとは思います。

超マイペースで食いしん坊なふとっちょモモは
ガンを患っていましたが、高齢だからと手術せず
いつ死んでもおかしくないと言われていたのに
1年くらい生き、
大好きな朝食後にコロンと亡くなるほど、
幸せな人生だったと思います。

なおさら比較してしまうのですが
メルは幸せだったのだろうか、とよく母と話すことがあります。

中学の時に飼った猫のタマ。ヒト懐っこくてとっても可愛かった。
何者かに急所?(喉)を噛まれて1年くらいで急死したのですが
本当に賢くてみんなに愛された猫で
死んだときは家族みんな悲しみにくれました。
だから動物は飼いたくない、と祖母が言っていたのを思い出します。

とは言っても動物だけでなく人間も死にますからね。
生きている時にどう向き合うか、どれだけ愛情を注いであげられるか、
ですね。ヒトも動物も。

ちょっと思い出してみました。

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