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2020-04-30

sonorについて

本日は、ブランド紹介から。。

sonorは横浜在住の園田明子さんが手がけるレザーバッグブランド。
洗いをかけた質の良い国産のピッグスキンを使ったARAIシリーズや
しっとりと手になじむ上質さで定評のある栃木レザーを使った
TOCHIGI_LEATHERシリーズなど
革の表情や特性に合わせたアイテムをデザイン、製作しています。

サスティナブルなものづくりをめざす彼女は
ネーミングも日本語をそのままローマ字表記。
あくまで「日本で作る」ことにこだわる姿勢が伝わってきます。

日本に暮らす者として、なるべく身近にあり良質でリーズナブルなもの、
日本で生みだされる素材を使いたいという思いから
辿りついた革が、国産ピッグスキン(豚革)。

牛革より劣ると思われがちですが
日本のピッグスキンはしの質の良さに定評があり
世界のトップブランドでも使用されています。
日本人である私たちが知らなかったことかもしれません。。
特に、スニーカーにも使われるくらいなので
その頑丈さや軽さ、水にも強い(あえて濡らすことは推奨していません)
素材であることは明らかですね。

sonorのピッグスキンはとても軽くて
洗いをかけてうまれたシワのため引き締まっていて革肌も気になりません。
たくさんの色から選べるのも魅力です。
(赤の色を選ばれた方もおられますが、これまで色落ちの報告はありません)
初めはバリッとした固めの手触りですが次第に
次第に布バッグのような柔らかさになります。

普段使いをしながら自分に馴染んで柔らかくなっていく。。
そんな過程も愛おしいですね。

私も前回から購入して使っていますが
ワンショルダーも肩への負担もなく本当に軽く
またシンプルなので洋服を変えるごとに変えなくても良いし
たたんでも後がつきにくいので、重宝しています。

また、sonorの昨年秋から展開しているSOMEシリーズは
ニュアンスのあるカラーが大人っぽくてとても美しい。
カーキ、チャコール、ネイビーの3色。
チャコールは墨黒で、黒とはまたちがう浅いグレーがかった黒です。

 

 

ちょっと話それますが
私自身、モノが好きで良くも悪くもものすごくこだわるため
それゆえ何度も経験していますが、
とても上質な素材で値の張るものを手にいれた時の喜びはひとしおです。
しかしたとえエルメスであろうが、どんなに憧れたブランドでも
それがどんな高かろうとも、使ってみるとなんか違うと思ったり
残念ながら飽きてしまうこともしばしば。

いや、好きなんだけれど出番がなく
いらないわけではないのだけど、忘れていることのほうが多くて
1年間使わないなんてものも。

使ってみたい衝動、手に入れたい欲には勝てず
つい増えてしまう。
いくつかあれば十分なのはわかっていますが
手にすると手放せないものはたくさんあって
断捨離ブームにもかかわらず、着手しても全く減らないのです。

しかし、
耐久性に欠けたり雨に弱かったりして勿体なくて出番が少なく
そんな「大事なもの」が増えていくのは
これから生きていくなかではちょっと違うかなと私自身感じています。
特にアフターコロナの世の中は
もっとシンプルで削ぎ落とされていくのかもしれませんね。

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